J3今治・セウントイェンス 元オランダ2部得点王が来日初ゴール“四国ダービー”で躍動

 「明治安田生命J3、讃岐0-1今治」(4日、Pikaraスタジアム)

 J3今治が讃岐との“四国ダービー”を制し、引き分けを挟んでリーグ戦3連勝。3月に新加入したオランダ人FWラルフ・セウントイェンス(33)が、日本初ゴールを決めて勝利に貢献した。一方、讃岐はあと一歩に迫りながらもゴールが遠く、3連勝を逃した。

 右足でゴールへ蹴り込んだセウントイェンスは、一直線にベンチへ走り出し、後半開始時に自身と交代したFWインディオと固く抱き合った。

 後半20分、左サイドからのクロスをDF野口が頭で折り返すと、中央フリーのセウントイェンスがゴールにたたき込んだ。「スタッフにお世話になっているし、インディオは仲間。サッカーは仲間たちとやるものなので」。感謝を行動で表し、来日初ゴールを仲間と共に祝った。

 オランダ2部でプレーした昨季まで3年連続で二桁得点を記録し、過去に元日本代表MF本田圭佑も在籍した当時オランダ2部のVVVフェンロでは、リーグ得点王に輝いた経験もあるストライカー。「オランダの3倍」だという日本の湿気に苦しんでいるというが、徐々にコンディションは整いつつある。「できるだけ早く100パーセントにしたい」と、今後攻撃の中心として大きな期待がかかる。

 これでチームは4試合連続無失点。前節宮崎戦の引き分けを挟んで3連勝と、いい流れを作り出している。次戦は8日の天皇杯愛媛県決勝、J3愛媛との“ダービー戦”。主将のMF楠美は「今はチーム全体の流れがいい。絶対に負けたくない相手」と気合を入れ直し、次なる戦いへ目を向けた。

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