55歳カズ走った 今季最長79分出場で鈴鹿の逆転勝利貢献 試合後にサイン対応も

 「JFL、鈴鹿3-2枚方」(1日、四日市市中央陸上競技場)

 鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)がFCティアモ枚方戦で3試合連続のスタメン出場を果たし、自身の持つJFL最年長出場記録を55歳64日に更新した。シュート1本でJFL初得点はお預けながらも、今季最長の79分間の出場で3-2の逆転勝利に貢献した。鈴鹿は3勝1分け2敗の勝ち点10で6位に浮上した。

 シュート1本で、初得点もお預け。それでも0-2からの逆転勝利にカズは充実感を見せた。「ベテランが考え、若い奴が走った」。2トップで先発しながらも後半はトップ下にポジションを移し、カウンターを操った。

 今季最長の後半34分までプレー。両チームが興奮して小競り合いが発生した際には、身をていして仲裁した。兄の泰年監督は「プレーはもちろんプレー以外でも冷静。これを見て若い選手が育っていく。私も監督でありながら彼から学ぶことは多い」と強調した。雨の四日市市中央陸上競技場には1351人が駆けつけた。「逆転勝利したのはサポーターの人たちにも良いゴールデンウイークになったんじゃないかな」。その思いを示すように、移籍後初となる試合後のサイン対応を10分ほど行った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス