INAC神戸V王手 次戦引き分け以上で決定 中島主将「一戦一戦勝利に向かって」

 「Yogibo WEリーグ、INAC神戸3-2広島」(29日、ノエビアスタジアム神戸)

 首位のINAC神戸が神戸での最終戦を勝利で飾り、14勝2分けの開幕16戦無敗とした。次戦、引き分け以上で優勝が決まる。

 前半8分にオウンゴールで先制すると、FW田中が2得点。今季初の複数失点を喫したが、勝利は逃さなかった。2位の三菱重工浦和も勝ち、優勝決定は持ち越しとなったが、MF中島主将は「残り4試合、一戦一戦勝利に向かって頑張るだけ」と話した。試合後のホーム最終戦式典には黄金期を支えた澤穂希さんが登場。「プロらしく勝利にこだわっている」と後輩たちをたたえた。

 次戦は5月4日にアウェーで広島と再戦。引き分け以上ならば自力で優勝を決められるが、3日に試合のある三菱重工浦和が引き分け以下に終わった場合、INAC神戸の初代女王が確定する。

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