INAC神戸 29日ホーム神戸でWEリーグ初代女王決める 星川監督「あとは神頼み」

 サッカー女子プロリーグ「Yogibo WEリーグ」のINAC神戸が26日、神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンターで練習を公開。開幕15戦無敗で首位を独走するチームは最短で次節・広島戦(29日・ノエスタ)で優勝が決まる。星川敬監督(45)は地元・神戸でのラストゲームとなる広島戦で決めたいと望んだ。

 昨年9月に開幕したWEリーグの初代女王がいよいよ決まる。INAC神戸は5試合を残して13勝2分けの勝ち点41で首位。同じ試合数の2位・三菱重工浦和とは勝ち点12差を付けているため、次節で勝ち点差が開けば、4試合を残してINAC神戸の優勝が確定する。

 ただ、INAC神戸が勝った場合も、三菱重工浦和が新潟に勝てば、優勝決定は5月4日の広島戦(広域第一)以降に持ち越しとなる。星川監督は「ホームで決めたいというのはもちろんある。自分たちが勝利しないとその権利もなかなかない。運をつかむためには自分たちが良いゲームをすることが大事」とこれまで通り目の前の試合に全力を尽くすことを強調。「あとはあまりしないですけど神頼み」と笑った。

 24日の前節・新潟戦で決勝ゴールを決めた日本代表MF成宮唯は「優勝はシーズン当初の目標に掲げていて、目の前の試合に毎試合に必死で戦ってきた結果が今こうなっている。次節も変わらず、今まで通り良い内容で勝利することを考えています」と目前に迫る優勝について語った。「やっぱりホームで優勝決めて、たくさんの方々と喜びを分かち合えたら一番いい。相手の結果もあることなので、自分たちは勝って待つぐらいの気持ちでやりたい」と話した。

 29日はINAC神戸が午後1時開始で、三菱重工浦和は午後2時開始。INAC神戸が優勝の可能性を残す引き分け以上で終えた場合、選手たちはスタジアムに残り、三菱重工浦和の試合結果を待つ。観客もスタンドで残ることが可能で、優勝決定の場合はその後に開催される優勝セレモニーを見ることができる。クラブは最短優勝日に間に合うようにTシャツ等優勝記念グッズの準備も急ピッチで進めている。

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