J1神戸の元日本代表DF槙野智章(34)が4日、FC東京戦(6日・味スタ)に向けてオンライン取材に応じた。クラブワーストを更新する開幕8戦未勝利と長いトンネルの最中だが、「とにかくこの状況を楽しむしかない」と苦境での前向きな姿勢の重要性を強調した。
神戸は4分け3敗となったところで三浦淳寛前監督が契約解除となり、リュイス新監督が就任した。新体制初戦となる2日の京都戦(ノエスタ)ではMF初瀬のゴールで先制したが、カウンター3発を浴びて3失点。痛恨の逆転負けを喫した。現在4分け4敗の勝ち点4で降格圏の17位に沈んでいる。
槙野は新体制初戦でDF菊池とセンターバックを組んで先発出場。3失点については「失点するまでは非常にいい守り方ができていたと感じている。ただ失点の場面に関してはもう少し改善しなければいけないポイントはある」と振り返る。全員でのビデオ分析などで洗い出し「ボールを持っている時のポジショニング、リスクマネジメントの意識付けは次の試合、徹底してやっていかないといけない」と心に置く。
開幕8戦未勝利で監督も交代。ネガティブな話題が目立つ中でも、前向きな要素を強調する。「勝てていない状況ですけども、決してチームは下を向かずにネガティブな雰囲気にもなっていません。監督が代わって前回の試合、負けはしましたけども、たくさんポジティブな要素も見つけることができた。次はもっともっと良い内容、結果が出せると僕たちも思っている」と手応えを語る。
これまでの経験も支えになる。「僕もこれまで勝てない時期が何度もありましたし、そういう意味ではこの状況いかに楽しめるか。この状況を抜け出して、自分たちの戦いに持っていけるようにまとまることが必要」とチーム一丸を強調した。「僕はいつだって楽しめているんですけどね。試合が終わったロッカーで、笑顔でハイタッチしてハグする。そういう時間を早くみんなで共有できればなと思っています」。開幕9戦目での初勝利を目指す。