「明治安田生命J1、京都1-4磐田」(5日、サンガスタジアム)
12年ぶりのJ1舞台で開幕から公式戦2勝2分けと無敗を続けていた京都が大敗で今季初黒星を喫した。同じ昇格組の磐田に4点を奪われ、今季初勝利を与えた。
1点先制された後の前半45分にはディフェンスラインの裏に抜け出した磐田FW杉本に対し、GK上福元がペナルティーエリアを飛び出して対応。飛び出した勢いで杉本を倒したプレーにイエローカードが提示された。しかしVARが介入し、検証の結果、得点機会阻止と判定され、イエローは取り消され、レッドカードでの一発退場となった。
退場により数的不利を強いられながらも、後半22分にはFWウタカが1点差に迫るゴールを決める。しかしその1分後に磐田DF鈴木にこの日2点目を決められ、勝負の流れは決した。
チョウ貴裁監督は「VARの判定によってGKが退場になりましたけれど、その時間の前も後も勝ち点3を狙いにいったというのは間違いない。上福元の退場が起きた時にも自分たちでしっかりメンタルコントロールして整理して臨ませたつもりなんですけど、1点返した後にすぐに取られてしまう幼さみたいなものが出た。ただ、今日の経験は選手たちを確実に伸ばすことだと思いますし、非常にいい勉強材料をもらったと思っています。下を向かずに次に向かっていきたい」と前を向いた。
退場となった上福元の飛び出しについては「狙いを持ってやったということは事実で、判断がどうだったとかそんなに問題じゃないと思います。彼はあのボールを狙いに行ってGKとして(ゴールに)ベタつくんじゃなくて、自分が最終ラインとして勇気を持って出たということは評価したい。もちろん状況にはよりますけど、それをとやかく言うつもりはないです」と振り返った。
ベンチからは逆に杉本がオフサイドではないかと見えたという。「そのためにVARがあるので僕たちがあれはこうだったと検証する場ではない。判定としてはそれはそれで受け入れるしかない」と考えを示す。その上で「僕はオフサイドかオフサイドではないかのVARの判定をされているのかなと最初は思ったんですけど。レッドかイエローかということの中のジャッジも含まれていたというのは、自分も勉強不足だったなと感じます。次に生かしたい」と話した。