富士フイルム・スーパーカップは１２日、日産スタジアムでＪ１王者の川崎と天皇杯を制した浦和が対戦する。前日会見が１１日に行われ、両監督と浦和からは主将のＧＫ西川周作（３５）が出席し、「なんとしても勝って優勝カップを掲げたい」と誓った。

　Ｊ１王者を破り好スタートを切る。西川は「今年の浦和レッズは違うぞというところを見せる。なんとしても勝って優勝カップを掲げたい」。昨季４度対戦し、３分け１敗の相手から白星を誓った。

　西川は昨季限りで現役を退いた阿部勇樹氏から今季２年ぶりの主将を引き継いだ。最年長にもなり「レッズは大丈夫だと見せたい」と自覚を口にした。その上で「Ｗ杯は１１月で、まだチャンスがある」とＷ杯イヤーの日本代表復帰も目指す。

　今季、浦和は１３選手を補強。ロドリゲス監督は「メンバー選考は簡単ではなかった」と層の厚さに手応えを得ており「ハングリーさを持って戦いたい」。クラブが掲げる３年計画の最終年。最大の目標、リーグ優勝へ勝利で幕を開ける。