日本代表の森保一監督(53)が10日、オンライン取材に応じ、11日から約2週間の欧州視察を行うことを明かした。日本協会の欧州オフィスがあるドイツ・デュッセルドルフを拠点とし、13日にはMF田中碧とDF板倉滉の日本人対決となる、ドイツ2部のデュッセルドルフ-シャルケ戦を視察する予定。
森保監督は「試合も見たいが選手に会いに行きたい」と主な目的を説明。詳細な日程は未定としながら「イングランド、イタリアは行きたい」と語り、負傷の影響で直近のW杯最終予選に招集できなかったDF吉田麻也(サンプドリア)や冨安健洋(アーセナル)の状態を把握したいとの考えを示した。
2月下旬の森保監督の帰国後には代表チームのトレーナーが入れ替わりで渡欧。7大会連続7度目のW杯出場が懸かるアジア最終予選オーストラリア戦(3月24日、シドニー)とベトナム戦(同29日、埼玉)に向け、引き続き選手のコンディションを確認していく。