J1神戸MF山口蛍 扇原とC大阪時代以来7年ぶりコンビ復活「また一緒にできてうれしい」

和歌山キャンプでトレーニングを行う神戸MF・山口=(C)VISSEL KOBE
和歌山キャンプでオンライン取材に応じる神戸MF・山口=(C)VISSEL KOBE
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 J1神戸の元日本代表MF山口蛍(31)が和歌山キャンプ2日目の26日、オンライン取材に応じ、C大阪時代の2015年以来、7年ぶりに同じチームでプレーする元日本代表MF扇原貴宏(30)の加入を歓迎した。

 C大阪下部組織出身の二人は、トップチーム昇格後もダブルボランチとして頭角を現し、12年ロンドン五輪でもコンビを組んだ。今回、扇原が横浜Mから完全移籍してきたことで7年ぶりにコンビ復活となる。「単純にまた一緒にできてうれしいですし、個人的には本当にずっと来てほしかった選手。すごく僕はワクワクしています」と期待した。

 7年ぶりの連係にも不安なしを強調する。「久しぶりにやるとなってもお互いやりたいことなど、わかり合えているつもりなので。そこはまったく心配していない」と自信を見せる。ただ、昨季後半、神戸の布陣は中盤をダイヤモンドにした4-4-2で戦ったため「去年のベースでいくのであれば、ダブルボランチというのはないので。僕らはずっとダブルボランチでやっていた。そこはどうなるのかなと個人的にはちょっと気になる」と話した。

 19年に神戸移籍後、リーグ戦フルタイム出場を2シーズン続けたが、昨季は9月に左ふくらはぎを負傷して長期離脱を経験。ACLにも出場する今季も過密日程が待つ。「個人的には全部の試合をこなしたいという気持ちはある中で、どうしても休まないといけない試合も今年は出てくるんじゃないかなと思っている。去年、けがで離脱した期間があったことを考えると、なるべく離脱しないのがチームにとっても個人にとってもいいと思う。自分の体と向き合いながら、休むところは休むことが今年はより必要となってくる」。チームに何が必要なのか冷静に見つめる。

 今季の目標も口にした。「(タイトルを)全部取りたいと言えばもちろん取りたいですけど、何をと聞かれるとチームが『アジアNo.1』という目標を掲げている中で、個人的にはそこを一番にトライしてきたいと思っています」。2年ぶりに出場するACL制覇を目指す。

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