日本代表候補合宿 脇坂が実戦形式で得点 セットプレーではキッカーも

 アジア最終予選を控えた合宿で調整する脇坂(右から2人目)ら
 アジア最終予選を控えた合宿で調整する江坂(左)と脇坂
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 W杯カタール大会アジア最終予選を控える日本代表の国内組候補は20日、千葉県内で合宿4日目を迎えた。この日はトレーニングパートナーとして参加しているDFチェイス・アンリ(尚志高)とMF佐藤恵允(明治大)が疲労による足の違和感のためグラウンドに姿は見せたが練習には参加せず、20人で行われた。

 連日となっている実戦形式ではGKを含め10対10で実施。主力組の構成はGK権田修一(清水)、DF長友佑都(FC東京)、DF谷口彰悟(川崎)、DF中谷進之介(名古屋)、DF酒井宏樹(浦和)、MF稲垣祥(名古屋)、MF脇坂泰斗(川崎)、MF江坂任(浦和)、MF武藤嘉紀(神戸)、FW大迫勇也(神戸)となった。2列目の左サイドに入った脇坂が得点を決めるなどキレのある動きを見せた。

 この日はセットプレーの動きも確認。主力組では江坂と脇坂がキッカーを務め、ショートコーナーなども試した。

 全体練習後には「自分も戦える、できるというのは普段から見せていかないといけない」と意気込んでいた谷口が同じセンターバックの中谷らとロングボールやクロスボールへの対応練習をした。

 最終日となる21日には大学生とのトレーニングマッチが予定されている。最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日)に向けたメンバーは22日に発表される。

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