J1鹿島は25日、強化責任者の鈴木満フットボールダイレクター(64)が退任すると発表した。今後は強化アドバイザーを務める。後任には強化担当のフットボールグループプロチームマネージャーを務める吉岡宗重氏(43)が就く。
宮城県出身の鈴木氏は中大から、鹿島の前身である住友金属に入社。選手、監督を経験し、クラブ創設にも携わった。トップチームでコーチを務めた後、1996年から強化を担い、国内主要タイトル20冠の獲得に大きく尽力した。
クラブ創設30周年を迎えた今季も無冠に終わり、3季連続でタイトルから遠ざかったことで「強化のトップとして果たせなかった責任は大きいと痛感している。築き上げた哲学の継承とともに、チームの改革が必要な時期に来ている」との談話を発表した。
後任の吉岡氏は2006年から大分で強化を担い、11年から鹿島に移った。「アントラーズの伝統と文化を引き継ぎ、『すべては勝利のために』という使命を果たすべく、献身的に取り組んでいく」とコメントした。