J1神戸加入決定的のDF槙野智章が来季に言及「Jリーグ王者、アジア王者になりたい」
J1浦和を今季限りで退団し、神戸加入が決定的となっている元日本代表DF槙野智章(34)が21日、東京都千代田区の神田明神でイベントに出席し、「Jリーグチャンピオン、アジアのチャンピオンになりたいと思っているので、そういうところで(プレー)できれば。35歳にして1年目の気持ちでやらないといけない」と来季について言及した。
槙野は「まだまだピッチで動ける姿、暴れ回る姿、盛り上げる姿を見てもらいたい。まだトップトップの環境でやりたい。必要とされるクラブに行って自分の力を試したい。また新しい場所で“お祭り男”を発揮したい」と熱い思いを語った。
来年1月に施行される電子帳簿保存法の改正に伴い、「freee株式会社」(東京都品川区)が主催したイベントで紙の領収書などを電子保存する利便性をPR。新天地に関する質問が相次いだが「まだリリース前なので…このTシャツに書いてあるように“フリー”の状態なので」と「freee」社のTシャツを見せて笑いを誘った。
19日に東京・国立競技場で行われた天皇杯決勝では終了間際に劇的な決勝ゴールを決め、浦和を3大会ぶり8度目の優勝に導いた。「あれほどドラマチックなゴールを決めたことはない。一生自分の中で語り継がれるゴール」と充実感を漂わせて振り返った。
契約満了に伴い浦和を退団する槙野は、来季神戸に単年契約で加入することが決定的になっている。