鹿島 天皇杯敗退でクラブ創設30周年も無冠 相馬監督「僕の力不足」

 川崎に敗れ、肩を落とす関川(中央)ら鹿島イレブン
 後半、オーバーヘッドでゴールを狙う鹿島・土居(中央)。GK鄭成龍
 前半、指示を出す鹿島・相馬監督
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 「天皇杯・準々決勝、川崎3-1鹿島」(27日、等々力陸上競技場)

 鹿島は川崎に敗れ、今季の無冠が決まった。2018年にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制しているが、国内主要タイトルでは5年連続の無冠となった。

 前半32分にCKからDF町田浩樹(24)のオウンゴールで先制を許すと、後半3、6分に連続失点を喫した。後半途中に投入されたMF荒木遼太郎(19)のゴールで一矢を報いるのが精いっぱいだった。敗戦後、涙に暮れた荒木は「全てのタイトルを失った。サポーターに対しても申し訳ない」と悔しさをかみしめた。

 川崎に対しては今季3戦全敗となり、クラブ創設30周年を迎えた節目の年もタイトルとは無縁となった。相馬直樹監督(50)は「無冠となったこと、今日のような大事な試合で(選手の)足を前に出せなかった僕の力不足を感じている」とうつろな表情だった。

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