J1川崎が連覇王手 今季最長7連勝で次節11・3にも 2位横浜M敗れ勝ち点12差

 「明治安田生命J1、川崎1-0清水」(24日、等々力陸上競技場)

 首位の川崎はFWレアンドロダミアン(32)のゴールで清水を下し、今季最長の7連勝で勝ち点を84に伸ばした。2位横浜MはC大阪に敗れ、勝ち点72のまま。残り4試合で勝ち点差12となり、次節11月3日にも川崎の2年連続4度目のリーグ制覇が決まる。

 川崎が連覇に王手を懸けた。中断期間などを経て約3週間ぶりの実戦。試合勘は「良くなかった」と鬼木監督も認めたように出足は鈍く、シュート9本と好機も限られていた。

 それでも勝ち切るのが今の川崎だ。後半2分にFWレアンドロダミアンの今季17得点目を守り抜いた。16度目の無失点で今季最長の7連勝。指揮官は「この時期は結果が大事」と力を込めた。33試合を終えて勝ち点84となり、34試合制の昨季に記録した歴代最多勝ち点83を更新した。また、26勝も昨季記録した歴代最多勝利数に並んだ。

 後半26分には負傷で戦列を離れていたMF大島が7月21日以来の実戦復帰を果たし、優勝へのラストピースがそろった。2位横浜Mが敗れたため、残り4試合で勝ち点差は12に開き、11月3日の次節浦和戦(等々力)の結果次第で2年連続4度目のリーグ制覇が決まる。

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