右サイドの職人 鹿児島MF酒本憲幸が今季限りで現役引退 C大阪で16年間プレー

 J3鹿児島はMF酒本憲幸(37)が今季限りで現役引退することを発表した。11月28日の長野戦(白波スタジアム)の試合後に現役引退セレモニーを実施する。

 酒本は初芝橋本高から03年にC大阪に入団。右サイドのスペシャリストとして18年限りで退団するまで16年間、C大阪でプレー。19年に鹿児島に移籍した。J1通算153試合出場4得点、J2通算166試合出場10得点、J3通算59試合出場7得点。

 酒本はクラブを通じ「この度、2021年シーズンをもちまして現役を引退することにしました。19年間の現役生活のなかで、本当に色々な方に支えてもらいました。僕みたいな選手がこの年まで続けてこれたのは、こういった方達のおかげです。本当にありがとうございました、感謝の気持ちでいっぱいです。まだ残り7試合あります。最後まで自分のやれる事をやりぬきチームに貢献出来るように頑張ります。次はホームでアスルクラロ沼津戦です。是非スタジアム、リモートで応援よろしくお願いします!最後に、引退セレモニーを11月28日のAC長野パルセイロ戦後に行なってくれる事になりました。皆さんとお会いして、ご挨拶出来ることを嬉しく思ってます。11月28日 スタジアムでお待ちしております。急に寒くなったので、体調にはお気をつけ下さい」とコメントした。

 古巣のC大阪も公式ツイッターを更新。「長らくセレッソの右サイドを支えた酒本憲幸選手が今シーズン限りで現役を引退されることとなりました。華麗なテクニックやアーリークロスはもちろん、ピッチを出れば見ている全ての人を笑顔にしてくれた酒本選手。現役生活お疲れさまでした」と桜の絵文字入りでねぎらった。

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