「Ｗ杯アジア最終予選、日本２－１オーストラリア」（１２日、埼玉スタジアム）

　日本がオーストラリアとの激闘を制し、最終予選２勝目を挙げた。後半に追いつかれた後、途中出場の浅野のシュートが、勝ち越しの１点を呼び込んだ。オーストラリアとの勝ち点差は３に縮めた。逆境に追い込まれた森保監督は、試合直後に目を真っ赤にしていた。

　森保監督は試合後のテレビ朝日のインタビューに「難しい戦いでしたけど、選手たちがＷ杯出場権をつかみとるために諦めず、毎回いい準備をしてくれて」結果につながったと語った。

　応える監督は目を真っ赤にしていた。試合前に君が代が演奏された際には目をうるませていたように見えたが、「毎回、君が代を歌って、試合をできるということを喜びに、誇りに思っております」と振り返ると、「いまちょっとうるってなりますけど」とも語った。サポーターによる多くの日の丸、多くの応援に背中を押されての試合に、「いつものように目頭は熱くなりました」と語った。