「Ｗ杯アジア最終予選、日本－オーストラリア」（１２日、埼玉スタジアム）

　日本代表ＦＷ大迫勇也（３１）が１１日、オーストラリア戦に向けたオンライン取材に応じた。日本代表のエースは「しっかりと点を取って次の試合でチームを勝たせられるようにするということしか考えていない」と勝ち点３だけが求められる試合に臨む。

　１トップとして森保監督からの信頼の厚い大迫。２戦目の中国戦でＭＦ伊東（ゲンク）のクロスを押し込みゴールを決めたが、最終予選３試合でチームはこの１得点のみ。大迫も７日のサウジアラビア戦（ジッダ）では決定機を決めきれないシーンがあった。

　エースとしての期待に応えられず「もちろん常に結果を出さないといけないという責任感はある。前回の試合ではなかなか結果出せなかったので。切り替えていい準備をするということが本当に今やるべきこと。しっかりと点を取って次の試合でチームを勝たせられるようにするということしか考えていない。ピッチ内でそれを僕が一番やるべきこと」と話した。

　最終予選３試合で２敗と後のない状況に追い込まれた。大迫への信頼が変わらない森保監督に対してどのような思いを持っているのか問われると「そこは僕自身ずっと考えてきていないというか、どの監督についてもそうですし。僕は与えられたポジションでしっかり責任を持ってプレーすることしか考えていないので」と答えた。