日本代表は７日午後８時（日本時間８日午前２時）から敵地ジッダでＷ杯カタール大会アジア最終予選第３戦のサウジアラビア戦に臨む。第２戦の中国戦を前にした途中離脱から復帰するＭＦ南野拓実（２６）＝リバプール＝は、状態が万全であることを強調した。

　勝負強い男が自信を持って帰ってくる。南野は「自分の置かれている状況で１００％の準備はしてきたので問題ない」。左太もも負傷の影響で初戦のオマーン戦こそベンチ入りしたが出番はなく、第２戦の中国戦を前にした途中離脱からの復帰戦となる。

　所属チームではリーグ戦の出場は遠ざかっているものの、カップ戦では９月２１日のノリッジ戦にフル出場し２得点。「リーグ戦に出場機会がなく不安に思っている人もいるかもしれないが、個人的には問題ない」と重ねて万全を強調した。

　南野に求められるのは結果。「森保さんが監督になってから長くこのチームでプレーしているので責任感を感じている」。森保体制下ではＦＷ大迫と並び最多１６得点を挙げ、中心の自覚もある。

　本田圭佑（スドゥバ）を超えるＷ杯予選出場８戦連発もかかる。「今回は、何が何でも２戦とも勝たないといけない」。南野がチームの窮地を救う。