神戸・大迫が初弾 猛攻点火!5発快勝 豪華攻撃陣そろい踏み「神戸でタイトルを」

 「明治安田生命J1、神戸5-1浦和」(2日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はFW大迫勇也(31)の加入後初ゴールで先制し、MFアンドレス・イニエスタ(37)の2得点、FW武藤嘉紀の3試合連続ゴール、FWボージャン・クルキッチ(31)の初ゴールにより、浦和に5-1で大勝した。

 待望の移籍後初ゴールが5発大勝の合図となった。大迫が出場6試合目でついに決めた。「長かったですけど、まだまだ積み重ねてヴィッセルが勝つために自分の持つ力をすべて出していきたい」。鹿島時代の13年11月30日のC大阪戦(長居)以来となるJリーグでの得点。神戸が暫定3位に浮上した。

 前半8分、左SB酒井からのグラウンダーのクロスに抜け出し、左足ダイレクトで決めた。「高徳が一番奥の僕を見て、素晴らしいパスを出してくれた。うまく流すことができました」。力強くガッツポーズを作った。

 緊急事態宣言が解除され、この試合から上限観客数が1万人に増えた。大迫の先制点を口火に、イニエスタが2発。武藤が3戦連続ゴール、ボージャンの来日初弾で締めた。7923人の観客がゴールラッシュに沸いた。

 7季半を過ごしたドイツを離れ、今夏国内復帰を決断した。Jリーグの日本選手では歴代最高年俸となる4億円前後(推定)で神戸に加入。「神戸でタイトルを取りたい。何かを成し遂げたい」と決意を語った。

 8月25日の大分戦(昭和電ド)でデビューしたが、5試合連続で無得点。「30(歳)を超えると、悪いプレーをしたらすぐ落ちたと言われる。神戸で結果を出す責任感は常に持っている」。ゴールという結果が欲しかった。

 試合後はチームを離れ、日本代表へ合流する。「自分に責任を持って、ヴィッセル神戸の代表として戦っていきたい」。次は日本のエースとしてゴールを狙う。

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