G大阪 史上初大阪ダービー4点差負け 屈辱の松波監督「僕も含めてショッキング」

 C大阪に大敗を喫し、ガックリ肩を落とすG大阪イレブン(撮影・坂部計介)
 C大阪に大敗を喫し、ガックリ肩を落とすG大阪イレブン(撮影・坂部計介)
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 「ルヴァン杯・準々決勝、G大阪0-4C大阪」(5日、パナソニックスタジアム吹田)

 アウェーでの初戦を1-0で先勝していたG大阪はホームで屈辱の0-4大敗。2戦合計1-4となり敗退が決まった。

 G大阪が大阪ダービーの公式戦で4点差をつけられて敗れるのはクラブ史上初。屈辱的大敗に松波正信監督は「なかなか相手のプレッシングを外すことができず、押し込まれた中で失点してしまった。ダービーの中で悔しい敗戦」と完敗を認めるしかなかった。

 8月28日のリーグ戦から始まった大阪ダービー3連戦でも1勝2敗と負け越し。特に3戦目での大敗のダメージは響きそうだ。「メンタル的な部分では、今日の敗戦はショッキング。僕も含めて」と松波監督も認める。「こういうホームで大敗した時はなかなか気持ちを切り替えることは難しい。そこはしっかりチームとして、個人として、やるべきことはやりきりたいなと思います」と必死に前を向いた。

 試合中は大声を出さないなどコロナ禍での観戦ルールに従ったサポーターの怒りも収まらない。試合後にはスタジアム外に一部のサポーターが居残り、選手の乗るバスに向かって罵声を飛ばした。

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