日本 初戦黒星に吉田「負けるべくして負けた」 長友は「ありえない敗戦」と反省

後半、オマーンに先制ゴールを許し、肩を落とす酒井(左から2人目)ら
後半、オマーンのサビ(左から2人目)に決勝ゴールを許す日本
後半、オマーンに先制ゴールを許し、厳しい表情の吉田。左はGK権田
3枚

 「W杯アジア最終予選、日本0-1オマーン」(2日、パナソニックスタジアム吹田)

 W杯アジア最終予選が開幕し、日本は初戦を落とした。試合終盤に先制点を献上。最終予選の初戦黒星は2大会連続となり、DF吉田麻也、DF長友佑都もふがいなさをかみ殺すようなコメントを残した。

 スタメンはGKが権田。DFは長友、吉田、植田、酒井。MFは遠藤、柴崎、原口、鎌田、伊東でFWに大迫が入った。FIFAランクは日本の24位に対して、オマーンは79位。

 前後半とも、日本は相手を崩し切れず。時間帯によっては、相手も前でボールを取りにきて攻撃できるチャンスもあったが、精度の高いプレーができなかった。

 すると後半43分。日本の左サイドからあげられたクロスを中央で押し込まれて先制を許した。残りの時間も反撃は届かず、初戦黒星となった。

 テレビ朝日系による中継では、日本代表として活躍した解説の内田篤人氏がインタビュアーを務めた。その中で、吉田は「負けるべくして負けたなと思います。テンポも良くなかったですし。コンビネーションも良くなかったですし。全然、良くなかったと思います」と猛反省。長友も引いた相手を崩せなかった試合展開を振り返りながら「それをなかなか後半も修正し切れずに、1失点やられて負けてしまったので、ありえない敗戦かなと思います」と振り返った。

 押し気味に試合を進めてカウンター一発で沈んだ、という展開とも言い切れなかった。時間帯によっては劣勢のシーンもあり、VARを経て取り消されたものの、一時は相手にPKの判定が下されるといったこともあった。前回大会も最終予選初戦はUAEに敗れているが、初戦黒星で、一気に緊迫感が高まった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス