欧州からJ1浦和に逆輸入の木下康介が入団会見「今後日本代表にも入っていきたい」

 ノルウェー1部スターベクからJ1浦和に新加入したFW木下康介(26)が22日、オンライン入団会見を行い、「Jリーグは初挑戦になるので、一歩ずつ頑張っていきたい」と意気込んだ。

 東京都出身の木下は190センチの長身を誇るストライカーで、横浜FCの下部組織から2013年にドイツ1部フライブルクの下部組織に加入。ドイツ4部ホンブルク、スウェーデン1部ハルムスタッズ、ベルギー1部シントトロイデンを経て、2019年にスターベクへ移籍し、浦和へ“逆輸入”となった。

 移籍では欧州に残る選択肢もあったと言う。それでも浦和に決めたことについて「いろんなことを考えて、今後日本代表にも入っていきたいし、総合的なことを考えたら浦和に入ることが一つゴールに向かういいチームだと思った」と決断理由を語った。

 シントトロイデンでは、当時在籍した日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)ともプレー。「試合に出る出ないに関わらず、試合前の準備は徹底している。自分に厳しくという姿勢は印象的。一緒にやっている時は多くを学んだ」と振り返った。今回、移籍が決まってからも遠藤から「頑張れよ」と電話でエールをもらった。

 今季、浦和に加入したFWユンカーとはノルウェー時代にチームメートだった。9年間の海外生活で「ユンカーや(新加入DF)ショルツらとコミュニケーションは問題ないくらいの英語は話せます」と語学も身に付いている。

 日本では浦和をアジア・チャンピオンズリーグ出場に導くことはもちろん、個人としても大きな目標を掲げる。「来年のW杯も可能性があるなら目指すし、もう一回ヨーロッパに戻ってプレミアやスペインでやりたいという野望は途絶えていない」。木下が浦和から再び世界を目指す。

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