「明治安田生命Ｊ１、横浜ＦＣ－名古屋」（９日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　東京五輪期間のため中断していたリーグ戦が再開する。横浜ＦＣの試合登録メンバーが発表され、ＦＷ三浦知良（５４）が名古屋戦でメンバー入りし、ベンチスタートとなった。

　カズは、今季ルヴァン杯では６試合連続メンバーに入り、敗れた６月１６日の天皇杯・八戸戦でも出番こそなかったがベンチ入りしていた。リーグ戦では３月１０日の浦和戦以来。途中出場すれば自身の最年長出場記録を５４歳５カ月１４日に更新する。得点となれば、ジーコ（鹿島）が持つＪ１最年長得点記録（４１歳３カ月１２日）を大幅に塗り替える。

　現在、横浜ＦＣでは５人が新型コロナウイルス陽性となっている。いまだ２勝で順位も最下位と苦しい状況だが、“キング”がチームを救うゴールを狙う。

　また、中断期間に補強した新加入外国人もメンバー入り。東京五輪に出場したＵ－２４ドイツ代表のＧＫスベンド・ブローダーセン、ＤＦガブリエウが先発。ＦＷフェリペ・ヴィゼウ、サウロ・ミネイロがベンチスタートとなった。