J1川崎の五輪代表MF三笘薫が英ブライトンに完全移籍 今季はベルギー1部でプレー

 J1川崎の東京五輪代表MF三笘薫(24)がイングランド・プレミアリーグのブライトンに完全移籍することが9日、複数の関係者の話で分かった。交渉は大筋で合意に達し、五輪後に合流する予定。日本代表経験のない三笘は英国の労働許可証を取得できないため、今季はブライトンのオーナーを務めるトニー・ブルーム氏が所有し、今季からベルギー1部に昇格するサンジロワーズに期限付き移籍することになるという。

 川崎の下部組織出身の三笘は筑波大から20年に川崎入り。プロ1年目の昨季は13得点を挙げ、川崎のJ1制覇に貢献し、ベストイレブンにも輝いた。現在はウズベキスタンで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグに参加しており、帰国後に原則24歳以下で争われる東京五輪に出場する。

 ブライトンは17-18年にプレミアリーグに昇格し、昨季は16位に終わった。日本人選手が移籍するのは初めてとなる。

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