川崎 主力温存も圧巻7発 負傷交代のFW小林に鬼木監督「すぐに復帰は難しいかも」

 北京国安戦の後半、ヘディングでゴールを決める川崎・知念(左)=タシケント(AP=共同)
 北京国安戦の前半、チーム3点目のゴールを決め、駆けだす川崎・遠野(右)=タシケント(共同)
 北京国安戦の前半、先制ゴールを決め、谷口(5)に祝福される川崎・長谷川(16)=タシケント(共同)
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 「アジアCL・1次リーグ、川崎7-0北京FC」(29日、タシケント)

 川崎が大量7得点で北京FC(中国)に大勝し、2連勝で勝ち点6として首位を守った。

 川崎は初戦の大邱(韓国)戦から先発6人を入れ替え、東京五輪代表のMF三笘薫(24)ら主力を温存した。前半7分にFW長谷川竜也(27)のゴールで先制するなど前半を3-0で折り返し、後半にも4点を加えた。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)での7得点はクラブ最多記録となる。

 鬼木達監督(47)は「簡単なゲームではないと思い(試合に)入った。自分たちがやるべきことをしっかりやった結果がこういった点差になった。選手は良い集中力で戦ってくれた。隙を見せない姿勢をすごく評価している」と選手をねぎらった。

 盤石の2連勝を飾ったが、前半34分に膝を痛めて途中交代したFW小林悠(33)の状態が唯一の懸念材料となった。鬼木監督は「まだ検査をしていないので何とも言えない。すぐに復帰ができるはどうかに関しては難しいかもしれない。明日以降の検査で分かると思う」との見通しを語った。

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