INAC神戸・田中美南 前回W杯落選を糧に五輪代表「この大会のためにやってきた」

 東京五輪代表メンバーに選出されたINAC神戸の(左から)杉田、中島、山下とバックアップメンバーの三宅。画面はオンライン参加の田中=大阪市内
 東京五輪メンバーに選ばれ会見したINAC神戸の(左から)MF中島、GK山下、MF杉田
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 日本サッカー協会は18日、東京五輪に臨む日本女子代表なでしこジャパンの登録メンバー18人を発表した。INAC神戸からはMF中島依美(30)、GK山下杏也加(25)、MF杉田妃和(24)、FW田中美南(27)の4選手が選出された。

 田中は19年W杯フランス大会落選の悔しさを糧に初の五輪出場を決めた。大阪市内で開催した会見には自主隔離期間中のためリモート参加。「この大会のためにやってきた。多くの方のサポートのおかげでこの場にいられることをうれしく思います」と周囲に感謝した。

 なでしこリーグで3年連続得点王を獲得していた19年にW杯出場を逃した。東京五輪出場のため、成長の必要性を感じ、20年にINAC神戸への移籍を決断。今年2月からはドイツ1部・レーバークーゼンへの期限付き移籍も経験し、プレーの幅を広げた。直前の国際親善試合のウクライナ戦(10日)、メキシコ戦(13日)で2試合連続ゴールを決め、代表入りへアピールも実った。

 東日本大震災直後の11年W杯ドイツ大会で優勝したなでしこジャパンの姿を思い描く。「先輩たちはみんなを勇気づけたいという気持ちで優勝した。今、コロナ禍で大変な人もいると思いますが、勇気づけられるように自分たちはメダル目指して頑張りたい」と初の大舞台での活躍を誓った。

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