なでしこ8得点ウクライナに快勝 初出場の塩越が2得点 岩渕も2発

 「女子国際親善試合、日本8-0ウクライナ」(10日、エディオンスタジアム広島)

 なでしこジャパン(日本)は代表初出場の塩越が2得点を挙げるなど、ゴールを重ねて快勝した。東京五輪のメンバー入りをかけた“サバイバル”の中で、各選手が持ち味をアピールした。

 前半5分。左サイド、エリア内で岩渕がボールを奪取。そのまま切れ込んで中央へパスを出すと、菅沢がスルー。後ろに入り込んだMF塩越が蹴り込んだ。塩越は代表初出場初ゴールとなった。

 同30分には右サイドの中島からのクロスに、中央で岩渕がボレーで蹴り込んだ。

 同38分には右CKをDF宝田がボレーで合わせてリードをひろげた。

 同41分にはエリア内でのこぼれ球に反応した塩越がシュートを流し込み、この試合2点目を挙げた。

 後半に入り13分、左サイドからのクロスをファーサイドで塩越が折り返すと、中央で岩渕が自身この日2点目を決めた。後半35分には杉田がCKからのこぼれ球を豪快なボレーで決めチーム6点目。同43分には、相手選手のハンドで得たPKを田中が、試合終了間際には籾木も決めた。

 FIFAランキングは日本の11位に対し、ウクライナは31位。

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