坂元達裕 A代表定着へ「ドリブルでアピール」
「W杯アジア2次予選、日本-タジキスタン」(7日、パナソニックスタジアム吹田)
日本代表は5日、W杯アジア2次予選タジキスタン戦(7日・パナソニックスタジアム吹田)に向け、大阪府内で練習を再開した。3日のU-24日本代表との強化試合(札幌ドーム)で“代表デビュー”したMF坂元達裕(24)=C大阪=は関西3連戦での国際Aマッチ初出場と代表定着アピールを狙う。
U-24代表戦では後半17分から途中出場。2列目の右に入ったが、得意のドリブルを仕掛ける場面はあまりなかった。「もっとアピールできれば良かったし、足りない部分が多かった」と不完全燃焼を認める。
最終予選進出が確定し、関西3連戦は強化が目的となる。ここでのプレーが今後の代表定着のカギとなる。
右サイドにはMF伊東など爆発的なスピードを持つ選手も多い。「自分はそこまでスピードのあるタイプじゃない」と話す坂元だが、中央に切り込むドリブルなど独自の強みもある。「武器のドリブルはどこかでアピールする場を作らないといけない」。正真正銘の代表デビューへ意気込んだ。