J1大分は5日、公式サイトに「大分トリニータを応援してくださる全ての皆様へ」と題した榎徹社長(62)のメッセージを掲載。現在19位と降格圏で苦戦が続いているが、片野坂知宏監督(50)に引き続き指揮を執ってもらうこと、現状を打開するため補強の準備を進めていることを明らかにした。公式ユーチューブチャンネルでも榎社長が出演して同様のメッセージを伝えた。
大分は16試合を終えて3勝3分け10敗、勝ち点12で19位。榎社長は「ファン・サポーターをはじめ、スポンサー、行政、株主の皆様など、多くの関係者にご心配をおかけしており、申し訳ない思いでいっぱいです。また、クラブの代表として責任を痛感しているところです」と謝罪。それでも監督、選手、スタッフはファイティングスピリットを失っていないことを伝え「何としてもJ1残留をはたし、少しでも上の順位を目指していきたいと考えています」と強調した。
そして「そのためには、まず、片野坂監督には引き続き指揮をとっていただきます。トリニータにとって、片野坂監督が最適だというクラブとしての判断に変わりはありません。また、勢いをつける意味も含めて選手補強が必要だと考えており、現在、準備を進めているところです」と方針を明確にした。
大分ではクラブ運営費やチーム強化費などの資金を目的にクラウドファンディング「一致団結プロジェクト」を4月に開始。当初の目的金額5000万円を大きく上回る約8900万円の支援があった。この一部を補強資金とする考えを示した。
最後に「皆様とともに、一致団結して、この難局を乗り切っていきたいと考えています。今後とも、大分トリニータへの熱いご声援、ご支援をお願いいたします」とサポーターに呼びかけた。