乾の“理解者”エイバルSDが今季限りで退団へ スペイン複数紙が報じる

 サッカースペイン1部リーグ、エイバルのフラン・ガルガルサSD(=スポーツディレクター)が今季限りで同職を離れるという。スペインのスポーツ紙、マルカなど複数メディアが4日までに伝えている。ホセ・ルイス・メンディリバル監督の退団も事実上決まっており、クラブに所属する元日本代表MF乾貴士が大きな影響を受けた2人の人物がチームを去ることになる。

 ガルガルサ氏は2011年に同職就任。同リーグの現職で最も長くSDを務めている。当時実質3部リーグのチームを1部まで引き上げ、ハードワークと人間性を重視した補強方針を推進。チームのトップカテゴリー維持の原動力となった。現在リーグ最下位のチームは1部残留ラインまであと4ポイントと2部降格回避の戦いを続けている。ガルガルサ氏、クラブともに一つのサイクルが終わり、新体制への変更の必要性があると考えているという。

 これによって来季へ向けた選手構成も大きく変わる見通し。契約切れやレンタル終了で所属クラブへ戻る選手が多く、来季以降の契約を残しているのは11選手のみ。この中でもチームトップの12ゴールで得点ランキング9位のFWキケ・ガルシアや主力FWセルジ・エンリクはチームが2部降格した場合に他クラブへ移籍するとの見方がある。いずれにしろ来季はチームの4分の3が新規選手で構成されるとみられている。

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