J1川崎は引き分け クラブ記録の開幕から12試合連続無敗 次節から名古屋と連戦

広島と引き分け、連勝が止まった川崎イレブン=等々力
前半、先制ゴールを決め、笑顔の川崎・家長(左)=等々力
前半、競り合う広島・森島(左)と川崎・脇坂=等々力
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 「明治安田生命J1、川崎1-1広島」(18日、等々力陸上競技場)

 川崎の連勝は5で止まったが、開幕から12試合無敗のクラブ記録を打ち立てた。

 前半からシュート13本を浴びせる猛攻で、38分にFW家長昭博(34)の今季6点目となるゴールで先制した。後半10分にはDF登里享平(30)のクロスをFW三笘薫(23)が押し込んだが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、FWレアンドロダミアン(31)のオフサイドと判定された。

 ゴールが認められない不運も重なり追加点を奪えずいると、後半20分には広島FWジュニオール・サントス(26)の単独突破からMF森島司(23)に同点ゴールを許し、今季2度目の引き分けに終わった。鬼木達監督(46)は「簡単に負けない力はついてきている」と評価しつつ、「1点だけだと何かが起こるということが出た試合」と反省も交えて振り返った。

 5連戦を終え、中10日で迎える次節以降は29日(豊田)、5月4日(等々力)と2位名古屋との直接対決2連戦を控える。指揮官は「意識して戦いたい」と決意を新たにし、連覇に向けての足場固めとするつもりだ。

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