斬新!INAC神戸ユニホームお披露目 WEリーグ元年コシノヒロコ氏デザイン
9月に開幕するサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」に参入するINAC神戸が15日、神戸市の兵庫県立美術館で世界的デザイナーのコシノヒロコ氏(84)がデザインを手がけた新ユニホームを発表した。ピアノやバイオリンなどをモチーフに女性らしさと力強さを表現した斬新なユニホームで、WEリーグ初代女王を目指す。
クラブ創立20周年を迎えたINAC神戸がメモリアルイヤーを迎えるにふさわしい“勝負服”がお披露目された。コシノ氏同席のもと、発表された4種類のユニホームはピアノの鍵盤や、バイオリンのシェイプなども盛り込まれ、多くの色を使ったアシメトリーなデザインとなった。「神戸から世界へ」をテーマに掲げるクラブは初代女王を狙うだけでなく、革新的でこれまでの固定概念を崩す存在となることを目指す。その一環として、兵庫県芦屋市在住の世界的デザイナーであるコシノ氏にユニホームのデザインを依頼した。
コシノ氏は「ピアノやバイオリンは音を表現するためきれいなシェイプを作っている。動く時の美しさがある。きれいなカーブは女子サッカーを意識してデザインした」とコンセプトを説明した。ホーム用ユニホームのモデルとなった日本代表MF中島依美(30)は「今日初めて見たのですが、すごい個性的な感じがした。早くピッチに立ちたい」と試合を心待ちにした。24日のプレシーズンマッチ・長野戦(J-GREEN堺S1メインフィールド)が初着用試合となる。
サポーターに向けての予約販売も15日19時から開始する。