“珍記録”3点差逆転試合 札幌ペトロビッチ監督は3度目の経験

札幌-神戸 後半、決勝ゴールを決めた山口(5)を祝福する神戸・三浦監督=札幌ドーム
札幌-神戸 後半、決勝ゴールを決めた神戸・山口(中央左)と抱き合って喜ぶ古橋=札幌ドーム
札幌-神戸 後半、決勝ゴールを決め、喜ぶ山口(右から3人目)ら神戸イレブン。手前左端は札幌・アンデルソンロペス=札幌ドーム
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 「明治安田生命J1、札幌3-4神戸」(20日、札幌ドーム)

 後半開始直後に札幌FWアンデルソン・ロペス(27)にハットトリックを決められた神戸がMF山口蛍(30)とFW古橋亨梧(26)がそれぞれ2ゴール。後半だけで4点を決め、3点差をはね返す大逆転勝利を飾った。

 J1での3点差からの逆転勝利は珍しく神戸はクラブ史上初。一方で逆転負けを喫した札幌のミハイロ・ペトロビッチ監督(63)は3点差逆転試合に縁がある。

 浦和監督時代の13年8月17日の大分戦(埼玉)。浦和は3点を先制されたが、4点を奪って勝利を飾っている。

 また、広島監督時代の11年9月10日のC大阪戦(長居)では3点を先制しながら5点を奪われた。最後に1点返したものの、3点差からの逆転負けを経験。

 今回も含め、3度も3点差逆転試合に絡んでいる。今回の逆転負けにペトロビッチ監督は「監督としてこうした敗戦に責任を感じなければいけないと思っていますし、落としてはいけない試合だった」と語った。

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