青森山田が逆転!3大会連続8強入り DF内田のロングスローで得点演出

後半20分、勝ち越し点を挙げて喜ぶ青森山田イレブン(緑)と肩を落とす帝京大可児イレブン=駒沢陸上競技場
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 「全国高校サッカー選手権・3回戦、青森山田4-2帝京大可児」(3日、駒沢陸上競技場)

 3回戦8試合が行われ、青森山田が帝京大可児(岐阜)を下し、8強を決めた。堀越(東京A)は2-0で丸岡(福井)に勝利し初8強。市立船橋(千葉)は3-0で仙台育英(宮城)に勝ち、昌平も3-0で創成館に完勝した。富山一は1-0で神村学園(鹿児島)を破り、帝京長岡(新潟)は3-1で神戸弘陵(兵庫)に勝った。山梨学院と矢板中央(栃木)はPK戦を制し勝ち上がった。準々決勝は5日に行われる。

 苦しみながらも昨季準優勝の力を示した。前半7分に先制され、J1浦和に内定している青森山田のDF藤原優大主将(3年)は「先制されたことがあまりないので焦った部分はあった」と追い込まれたが、逆転で3大会連続8強を決めた。

 勝利を呼び寄せたのは「中学の頃から投げ始めた」というDF内田陽介(3年)のロングスローだった。同13分に藤原の頭に合わせ同点。同39分には再びロングスローを入れ、MF松木玖生(2年)の逆転弾を演出した。後半にもロングスローからの得点を奪った。

 内田はロングスローの練習について「1日何本とか決めず、いい形で終われるまで投げている」と明かした。藤原も「積み上げてきた成果が出た」と手応えを口にした。

 それでも、2失点には納得がいかず「まだまだ自分たちは、こんなものじゃない」と藤原。準々決勝の堀越(東京A)戦では納得のサッカーを体現した上で勝利を目指す。

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