中村憲剛 ラスト等々力・浦和戦へ「まずは90分に集中する」

 今季限りでの現役引退を表明しているサッカーJ1川崎のMF中村憲剛が14日、オンラインでの取材に応じた。

 川崎一筋18年のベテラン。チームにとっての今季ホーム最終戦となる浦和戦(16日)が、憲剛にとってもリーグ戦においては“ラスト等々力”となる。左膝の大ケガからの復帰戦となった清水戦(8月29日)では、負傷していた左足で劇的なゴールを決め「等々力には神様がいると思う」と語るなど、等々力陸上競技場は長きにわたってプロ生活の苦楽を味わう舞台となったスタジアムだ。

 天皇杯を残すとはいえ、そんな等々力でのラストマッチ。その心境について問われると「最後かぁって思いますね。なんか実感がわかない、それが正直なところ」と率直に語る。その上で「ただ、最後だからというというよりも、まずは目の前の90分に自分は集中したい。浦和に90分で勝ち点3を取ることだけをまずは考えて入る。その試合の始まる前後なんかは思うことはあるかもしれませんけど、まずは90分に集中する。だから何か思うことというのは、終わった後に話すことができるかな」と話した。

 クラブの象徴である憲剛だが、何よりもチームの勝利を目指す姿勢に変わりは無い。その姿勢が、等々力に再び“神様”を呼び寄せることになるかもしれない。

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