日本サッカー協会と全国高等学校体育連盟(全国高体連)が、全国高校総合体育大会(インターハイ)夏季大会のサッカー男子を、2024年から福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)で固定開催する案を検討していることが11日、分かった。
Jヴィレッジは東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったが、2019年4月に再開。インターハイの実施は復興をアピールする狙いもある。今後、自治体などと費用や人的負担で調整を進める。
冷涼地や涼しい時間帯の実施を模索しており、Jヴィレッジは宿泊施設やナイター設備も備え、早朝や夜間の開催も可能という。