G大阪、FWパトリック決勝ヘッドで2位死守 FW宇佐美、DF金欠場…相次ぐ負傷も

後半、ヘディングで決勝ゴールを決めるG大阪・パトリック(奥)。GK後藤
後半、決勝ゴールを決め、ガッツポーズのG大阪・パトリック
湘南に競り勝ち、タッチを交わすパトリック(18)らG大阪イレブン
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 「明治安田生命J1、湘南1-2G大阪」(6日、ShonanBMWスタジアム平塚)

 G大阪が湘南に競り勝ち、3試合ぶりの白星で勝ち点62として2位を死守した。

 「選手たちが必ず勝ち点3を取らなければいけないという気持ちでやってくれた」と宮本恒靖監督(43)が称賛を送った序盤に試合は動いた。前半6分、MF福田湧矢(21)が今季初ゴールとなる強烈な先制弾を突き刺した。21歳の東京五輪世代は「ずっと宇佐美さんにシュートを教えてもらっていた。感謝しかない」と頭を下げた。

 1-1の後半21分にはFWパトリック(33)が決勝ヘッドを叩き込んだ。来日8年目。J1通算200試合出場の節目を1得点1アシストの活躍で飾り「オレ、ゴール、いいイメージね」と勉強中の日本語で喜びに浸った。

 FW宇佐美貴史(28)、DF金英権(30)の主軸が負傷欠場したが、宮本監督によると軽傷で、中9日となる次節横浜FC戦(16日)までには回復が見込める。ただ、MF小野瀬康介(27)や井手口陽介(24)はベンチ外が続いている。指揮官は「ケガ人が増えるのは残念だが、致し方ない部分もある」と苦しい胸中をのぞかせた。残り2試合。天皇杯出場権(2位以内)と来季アジア・チャンピオンズリーグ出場権(3位以内)獲得へ混戦は続く。宮本監督は「チーム全体の力で乗り切るしかない。全員の力で残り試合を戦っていきたい」と総力戦の覚悟をにじませた。

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