イニエスタ、神戸をクラブW杯へ G組1位通過決めた!ACL優勝「チャンスある」

 オンラインでの取材に応じるイニエスタ(C)VISSEL KOBE
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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場しているJ1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が1日、集中開催地のカタールからオンラインでの取材に応じた。ACL制覇やクラブW杯(来年2月1~11日、カタール)に向けて「神戸の街、日本にとって重要な出来事になる。チームに(優勝の)チャンスはある し、クオリティーもある」と意欲を語った。

 その輝かしいキャリアに新たな勲章を加える。バルセロナとスペイン代表で数多(あまた)のタイトルを獲得してきたイニエスタがアジア制覇への意欲を改めて示した。「簡単ではないが、チームにチャンスはある。そこ(優勝)を目指す意欲とクオリティーがある」。静かな語り口に確かな決意を込めた。

 J1で5連敗を喫してのカタール入りだったが、主将として「ACLに集中すること、ACLで高みを目指すための選手、質があると信じよう」とメッセージを発したという。再開初戦の広州恒大(中国)戦では1得点1アシストの活躍で勝利に導き、初出場での決勝トーナメント進出を決めた。「チームの雰囲気は変わった。特にメンタリティーの部分で変わった」と変化を実感している。

 13年にスペイン代表の一員として訪れたというカタールの地。新型コロナウイルスの影響で行動制限された生活が続くが、チームメートとゲームに興じ、日本やスペインの家族と連絡を取ってリラックスに努めている。

 アジア制覇の先には自身が4度出場し、3度優勝したクラブW杯が待つ。「出場できれば素晴らしいこと。クラブ、神戸の街にとって重要な出来事になる」と思いを巡らせた。そのためにはイニエスタの力が不可欠となる。首位通過が確定した神戸は4日の1次リーグ水原(韓国)戦以降13日の準決勝まで中2日の4連戦となるが、「可能な限りプレーしたい。決勝までカタールで過ごして、いい形で大会を終えるのがみんなの願い」と総力をつぎ込む覚悟をにじませた。

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