大統領府でマラドーナさんに別れ ひつぎ安置、多くのファン訪れる

 【サンパウロ共同】25日に死去したサッカー元アルゼンチン代表のマラドーナさんのひつぎが26日、ブエノスアイレスの大統領府に安置され、多くのファンが別れを告げた。現地メディアなどが報じた。

 ひつぎはアルゼンチン国旗や、マラドーナさんの背番号「10」のユニホームで覆われた。数千人の市民が早朝から何ブロックも列を作り、ひつぎの前を順番に通り過ぎながら投げキスをしたり、ユニホームや花をひつぎのそばに投げ掛けたりした。

 AP通信によると、ひつぎの公開の際にファンが殺到し、警察が催涙ガスを使う場面もあった。

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