新型コロナ影響で直前まで開催協議 川崎・鬼木監督は選手に心配なら「言ってきて」

 「明治安田生命J1、鹿島1-1川崎」(14日、カシマサッカースタジアム)

 首位の川崎は敵地で引き分けた。前半18分に相手のミスからカットしたMF脇坂泰斗が右足で先制弾。ただ、その後は追加点が奪えずに後半に追いつかれた。

 川崎の鬼木監督は、難しい状況下で進めた試合への準備を振り返った。鹿島DF永戸が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出て、開催の可否については試合当日に協議。濃厚接触者6人を含めた7人を除いて試合を開催するのが発表されたのは、同日午後になってからだった。

 指揮官は試合後のオンライン会見で「ピッチに立つ以上は、気持ちを込めて。でも心配な選手は言ってきてほしい」と選手たちに呼びかけたことを明かした。それでも試合そのものについては「影響はなかったと思う」と話した。

 DF登里は「まずは陽性者の早い回復を願っていますし、これ以上、広がらないのを願っているのが、まずあります」と前置きした上で「両チーム共に素早く対応してもらって、不安があったかと言うとはそこは大丈夫だった。気持ちは切らさずに戦う気持ちでいられた」と語った。

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