JFA ポケモンの「エースバーン」がキッズアンバサダーに就任
日本サッカー協会(JFA)は13日、株式会社ポケモンと「JFA Youth&Development Programme(JYD)」サポーター契約を締結し、ポケモンの「エースバーン」がJFAキッズアンバサダーに就任することを発表した。エースバーンが保育園や幼稚園などを訪問し、子どもたちにサッカーの楽しさを伝えていくという。
JYDは、サッカーの普及や次世代選手の育成を促進することを目的に実施される施策や、それを構成する各大会、事業の総称。田嶋幸三会長(62)は「特にアニメや漫画の影響は大きい。私自身も漫画の主人公に憧れてサッカーを始めた」と、ポケモンと手を組むことによって得られる影響を語った。
JFAキッズアンバサダーに就任するエースバーンは、最新作「ポケットモンスター ソード・シールド」で初登場する、ほのおタイプのストライカーポケモン。得意技が小石を華麗にリフティングして放つ炎のボレーシュート「かえんボール」だ。
田嶋会長は「子どもたちにエースバーンを見て、まねしたいという気持ちになってもらえたら。そういう形でもサッカーと出会ってストライカーを目指す子どもが増えていけば、ストライカーがいないと言われる日本代表ではなくなる」と将来の日本サッカーを担うストライカーが生まれることを期待した。
DFなどの他のポジションのポケモンについても「作ってほしいですね」と、さらなる人気拡大も熱望した。