徳島、難敵磐田を下し首位守る 2G垣田「やるべきこと共有できた」

 「明治安田生命J2、徳島3-1磐田」(4日、ポカリスエットスタジアム)

 首位・徳島が勢いに乗る磐田に快勝した。2位福岡も勝利し、2チームは勝ち点で並び、得失点差で徳島が首位を守った。

 前節の群馬戦では後半アディショナルタイムにFW河田のゴールなどで2点差をひっくり返す逆転勝利。首位に再浮上して迎えたホーム戦でも、高い攻撃力を発揮した。

 前半14分、DF藤田のパスカットから生まれた、MF渡井のスルーパスに反応したFW垣田が、ワンタッチでGKをかわし右足でゴールに流し込んだ。垣田は1点リードの後半22分にも、背後からのパスをヘディングで決め試合を決めた。垣田は「チームとしてやるべきことの共有ができて点が取れたことは良かった」と試合後、笑顔を見せた。

 相手の磐田は先月の元日本代表MF遠藤が加入してから6戦で4勝2分負けなし。さらに前節では9月2日から15戦負けなしだった福岡を破り、勢いに乗っていた。主将のMF岩尾は「(遠藤を)ボールの奪いどころにはできなかったが、グループで守ることにシフトできたと思う」と、チームとしての勝利に手応え。ロドリゲス監督も「難しい相手、好調なチームに対していい試合ができたと思う」と、し烈な首位争いの中での勝ち星に満足そうな表情で話した。

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