森保ジャパンの課題は?柴崎は「奪った後のビルドアップが非常に淡泊だった」

 オランダ遠征を行っているサッカー日本代表のMF柴崎岳(28)=レガネス=が10日、オンライン取材に応じ、9日のカメルーン戦を振り返った。

 約1年ぶりの代表戦にボランチでフル出場した。「試合が無事に実施できて良かった。個人的にはすごく楽しかった。こういう状況の中でテレビなどを通じて試合を届けられたのは、この世界情勢でポジティブなことだと思う」と語った。

 アフリカの強豪との対戦に柴崎は前半の守備を課題にあげた。「いききれない部分があって、一番球際の部分とかで(相手が)上回ってきたり、1人かわされて他が空いたところを使われた」と反省。さらに「奪った後のビルドアップが非常に淡泊だったなと感じた。ボールを奪った後のアクション、ビルドアップというのはチームとして意識が欠けていたのではないか」と指摘した。

 ただ、スコアレスドローの中にも収穫があった。柴崎は、DF安西幸輝(25)=ポルティモネンセ=とMF中山雄太(23)=ズウォレ=の確かな成長を実感。「安西は前半で交代でしたが非常に良くやってくれた。雄太も本当にコパ(・アメリカ)の時よりも数段良くなっているなという印象。精神的にも、プレーも非常に成長しているという印象を受けた」と後輩を褒めた。

 柴崎が成長を認めた若手と経験のあるベテランの融合で13日のコートジボワール戦こそ勝利をつかむ。

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