G大阪・遠藤 宮本監督には「感謝の言葉をいただいた」【一問一答(2)】

 J1G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)がJ2磐田に期限付き移籍することが5日、両クラブから正式発表された。移籍期間は2021年1月31日まで。新天地での背番号は50に決まった。

 会見の一問一答(2)は以下の通り。

 -試合に出れば結果を残せるという自信も決断の理由か

 「チームの戦い方、選手起用は監督が決めることなので、そこに対してどうこう言うつもりはないが、何のために練習しているかというと、試合に出るため、結果を残すために練習をしている。それがなかなか発揮できない理由というのは自分にもあるし、出たら結果を残せる自信もまだ持っているので、より生かせる状況というのを、今回わがままを言って作っていただいた」

 -G大阪に残したものは

 「残してきたものを自分で言うのは言いづらい。自分が試合に出て、たくさんのタイトルを獲得できたというのは本当にうれしいことで、自分の喜びにもつながっている。時代によってサッカーは変わっていくもので、どうしても昔の攻撃的なイメージが多くの方に定着していると思うが、世界を見てもよりフィジカル的なものになっているし、流れによって戦い方が変わるのはしょうがない部分もある。ただガンバというと攻撃的なイメージが強いので、それは今後何年続けようが、ガンバ=攻撃的というチームになってもらいたいと個人的には思う」

 -プレーに飢えていることが移籍の理由か

 「常に長い時間(試合に)出たいというのは間違いなく今回の移籍の(理由の)一つでもあるが、それだけがクローズアップされるのは、僕の中ではどうかなと思う。新しいチャレンジをしたいというのも思っていたし、今回こういうタイミングにはなったが、自分の中でしっかりと気持ちを整理して、いろんなことを考えながら今回のチャレンジということにさせていただいた」

 -宮本監督との会話は。J2の印象について

 「監督からは感謝の言葉をいただいた。現役の時も代表の時も一緒に仕事をさせていただいて、逆に自分も感謝している。J2の全ての試合を見た訳ではないが、非常に混戦なのは間違いない。J1と同じくどこが勝ってもおかしくない状況の中で、勝つためにはチームが一体になるというのは絶対的な要素だと思う。僕はまだジュビロの練習に1回も参加していないが、いい雰囲気で戦いながら『ジュビロのサッカーはこうだ』というのを示せれば」

 -どんなプレーを見せたい

 「自分のプレースタイル、特長というのはジュビロのスタッフ、選手も分かっていると思うので、それ以上の驚きをプレーで披露できればいいなと思っている。ほとんどの選手が初めてやるので、練習から自分の特長をより明確に伝えていけるようにしたい。ハードワークやフィジカル重視の世の中になっているが、変化を加えられる選手というのは見ていて楽しいと思う。向こうでもそういう選手になれれば」

 -移籍の思いはいつ頃から。新たな挑戦で成長させたい部分は

 「最初の質問は秘密にしておきます。向こうに行って新しい選手、スタッフとやることによって、自分のサッカー観にも刺激になると思う。自分のサッカー観を伝え、自分のサッカー観にないもの得るチャンスでもある。今シーズンいっぱいという短い期間だが、より多くのものを学んでいきたい」

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