J1神戸・イニエスタ死力尽くした 6戦連続フル出場、試合後は四つん這い

 「明治安田生命J1、横浜M2-3神戸」(4日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 神戸が2017年以来3年ぶり、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)加入後、初となる4連勝を飾った。

 秋の訪れとともに、イニエスタが本領を発揮している。1-1の前半11分にPKを沈めて2試合連続ゴールを決めると、後半11分には中盤で相手ボールを奪取してFWドウグラスへ預け、FW古橋のゴールに繋げた。直近4試合で神戸が挙げた12得点のうち、イニエスタは3得点を含む10得点に絡んでいる。背番号8の復調に合わせ、チームも連勝街道を突き進む。

 6試合連続フル出場を果たし、総走行距離は10・399キロに達し、2試合連続で10キロ超えとなった。試合終盤は決して得意ではない守備に忙殺され、果敢にスライディングも仕掛けた。

 試合終了の笛が鳴り響くと、イニエスタはピッチに両膝をつき、四つん這いの姿勢になった。世界の頂点を極めた名手が、神戸のために死力を尽くした証だった。

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