FC大阪スコアレスドローで5戦連続勝利なし 8位後退でJ3入りへ土俵際

 後半途中から登場して存在感を出したFC大阪FW川西(右)
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 「JFL、FC大阪0-0マルヤス岡崎」(3日、服部緑地陸上競技場)

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すサッカーJFLのFC大阪はホームでマルヤス岡崎とスコアレスドロー。5試合連続勝利なしとなり、8位に後退した。

 10月に入り、シーズンは早くも後半戦。3週間ぶりとなったホームゲームでFC大阪は、出場停止のMF木匠に代わりFW横野が先発する。また今季初出場となるFW浜野がスタートに名を連ね、連敗ストップ、そして5試合ぶりの勝利を目指した。

 開始1分、FC大阪は早速ビッグチャンスを作り出す。相手ディフェンスラインを完全に崩し、DF舘野がクロスボールを送る。浜野がダイビングヘッドで狙うが、惜しくも枠を外してしまう。その後も横野がポストプレーで競り勝ち、浜野のドリブル突破など、いい流れを作り出すが、あと一歩が及ばない。前節から並び順を変えたFC大阪のディフェンスラインも懸命に守り抜き、前半を0-0で折り返した。

 後半5分には舘野のFKにMF斉藤が頭で合わせ、最後は横野が蹴り込みゴールを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定。24分には舘野が強烈なFKを狙うが、相手DFに当たってわずかにコースが変わり得点ならず。逆に31分、マルヤスにカウンターを受け、この日最大のピンチを迎えるが、GK永井のビッグセーブで得点を許さない。なんとか1点をもぎ取るためFW川西、塚田、MF久保田、朴など攻撃的なカードを切るが、最後まで相手のゴールネットを揺らすことができなかった。

 FC大阪は連敗を2で止めたが、開幕から続いていた連続得点記録は7試合でストップ。リーグ戦8試合を終え、3勝2分け3敗の勝ち点11で8位に後退した。J3入会条件である4位までは勝ち点差3で、なんとか踏みとどまっているが、残り試合数などを見ても、J3入りへいよいよ土俵際に追い詰められた。

 次節は台風のため延期となっていた第19節のテゲバジャーロ宮崎(11日・串間市総合運動公園陸上競技場)との、Jリーグ百年構想クラブ同士の直接対決。FC大阪にとっては絶対に負けることは許されない試合となる。

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