香川真司がスペイン2部サラゴサとの契約を解除 クラブが正式発表

 スペイン2部サラゴサは2日(日本時間3日)、元日本代表MF香川真司(31)と双方合意の上で契約解除したと公式サイトなどで発表した。

 サラゴサはスペイン語に加え、「レアルサラゴサの選手として見せてくれた活躍に対し、大きな感謝の意を表します。また香川真司選手のこれからの活躍をお祈り申し上げます」と日本語でもメッセージを添えた。

 香川は昨夏にドイツ1部ドルトムントから2年契約でサラゴサに加入。スペイン1年目の昨季は公式戦36試合で4得点を挙げたが、チームは昇格プレーオフで敗れ、1部昇格を逃していた。

 香川はサラゴサとの契約を2021年6月末まで残していたが、サラゴサは今季、スペイン1部セルタからウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデス(26)を期限付き移籍で獲得し、同3部イビサに期限付き移籍していたブラジル人FWライー・ナシメント(22)も復帰させ、スペイン2部では2枠しかないEU圏外の選手枠にフェルナンデスとライーを登録した。

 香川はスペインでのプレーを希望しているが、スペインの移籍期間は10月5日までとなっている。スペインのニュースサイト「エル・デスマルケ」(電子版)は2日、同2部サバデルのホセ・マンザネラSDが「香川はオプションの一つ」と語り、獲得に興味を示していると伝えた。

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