J1浦和が差別撲滅声明文「法的措置も辞さない覚悟」外国籍選手に中傷投稿

 J1浦和は26日、公式ホームページに立花洋一代表の署名で「差別撲滅に向けて」というタイトルで声明文を掲載した。

 クラブでは9月20日の川崎戦後にエベルトン、マルティノス、トーマスデン、レオナルドの外国籍4選手に対してSNSに差別的な投稿があったことを確認している。

 その上で、「クラブとしては、このような投稿は到底看過できるものではなく、9月21日に発信した声明の通り、弁護士に相談の上、法的措置も辞さない強い態度で臨んでいきます。また、Jリーグおよび川崎フロンターレとともに具体的な解決に向けて動きを加速している段階です」と強く訴えた。

 声明文では浦和がこれまでも差別撲滅に向けて、様々な取り組みを続けてきたことを説明。それでも「残念ながら差別的な行為は無くなっていません」とし、「繰り返される差別的な行為から我々の大切な選手の人権を守るため、浦和レッズは啓発活動などの取り組みを、今後も継続して行っていきます」としている。

 「サッカーは国境を越え、すべての人々が楽しめる素晴らしいスポーツです。スポーツが身近にある喜びをみんなで一緒に感じながら、サッカーを通してすべての人が生き生きと暮らせる社会を創っていきましょう」と呼びかけ、「我々浦和レッズは、浦和レッズを愛するファン・サポーターのみなさんをはじめ、すべてのみなさんと一緒になって深く考え、常に高い意識を持ち、日ごろから人権について話し合って、行動していきます」と結んだ。

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