Jリーグ、5000人制限を緩和 50%上限、1万7000人超の競技場は30%目途

 Jリーグが11日、政府によるイベント開催における入場者制限の段階的緩和の方針を発表したことを受け、入場者数の緩和を9月19日以降、順次、行っていくと決定した。これにより、スタジアム規模にかかわらず5000人までとする入場者数の制限がなくなった。

 Jリーグが示したのは以下の内容。

(1)上限を入場可能数の50%とする。

(2)入場可能数が1万7000人以上のスタジアムは30%を目途とし、段階的な緩和に努める。

(3)飛沫・接触リスクに配慮し、1m(イスの中心から中心まで半径1m)以上の間隔をあける。

(4)上記の(1)および(2)はあくまで上限で、地域の感染状況やスタジアム形状等に鑑み、入場可能数や適用時期は主管クラブが決定する。

(5)チケッティングのガイドラインは上記以外は「超厳戒態勢」を継続する。

 上記の条件を鑑みると、もしも1万7000人のスタジアムであれば上限の目安が5100人となり、現状と大差はない。ここから客席が広くなるにつれ、入場者数も増やせることになる。

 村井チェアマンの談話「多くの関係者のご尽力により、9月19日以降はより多くのお客さまをお迎えしての試合をお届けすることとなります。一方、ガイドラインの厳戒態勢は緩めることなく、より一層気を引き締めて感染予防対策の徹底に努めてまいります」

 (続けて)「また全国のJクラブでは地域ごとに感染拡大状況が異なり、スタジアムの形状もさまざまです。個別の状況に応じ、機動的にガイドラインの適用を判断してまいります。今後も、スポーツの垣根を超え、新しい生活様式のもと、スポーツのある日常をつくっていきたいと思っています」

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