日本サッカー協会は10日、元日本代表の木村和司氏(62)と元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(65)の日本サッカー殿堂入りを発表した。掲額式典は日時未定。
投票で選出された木村氏は広島県出身。FKの名手として知られ、1985年の日韓戦で決めた直接FKは語り草となっている。86年には初の国内プロ選手として登録。国際Aマッチ54試合26得点をマークし、日産自動車(現横浜M)では黄金時代を支えた。
フランス出身のトルシエ氏は特別選考による選出。2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で16強入りを果たすなど、ユース年代を含めて日本の強化を進めた。